【アウェイ遠征】アスルクラロ沼津④LTO
試合終了後は、こちらから沼津さんへのメッセージ段幕を掲げる。
「沼津に灯れ希望の光 来季もJで」
沼津さんのホームスタジアムは照明の明るさが現行設備ではJの基準を満たしておらず、改修ができなければ来季のJリーグライセンスが発行されない見通し。
クラファンなど、改修に向けて奔走されています。
我が福島ユナイテッドは昨シーズンまで照明がなく、2022年までにこの問題を解消できなければ…という状況だったので、ひとごととは思えません。
来季もともにJの舞台で戦えることを切に祈っております。
祈りを込めてささやかながら、照明の寄付つきチケット。
そしてちびっとLTOに参加してから宿に戻る。
LTOとはなにかと申しますと。
正式名称「LEADS TO THE OCEAN」。
スポーツと清掃活動を軸に、新たなアプローチで海の環境問題に取り組むプロジェクト。
ビーチクリーン活動などで海の問題に取り組むNPO団体「海さくら」さんが中心となり2015年に湘南ベルマーレと共にLTO活動が開始。
2016年には我らが福島ユナイテッドも参加し、今ではサッカーチームだけでなく、プロバスケットボール、プロ野球、ラグビー、アイスホッケーからの加入があり、現在では全20チームがLTOに参加しております。
んで、活動って何をするのかというとゴミ拾い。
試合後にLTOのブースでトングとゴミ袋を受け取ってスタジアム周りのゴミを拾います。
海のゴミの多くは町から出たゴミだそうで。
つまり町をキレイにすれば海もキレイになる。
合言葉は「海にゴミは行かせない」。
参加するとスタンプカードにスタンプがもらえて。
スタンプが10個貯まるとシーズンの終わりにゴミ拾いマスターとして表彰され、記念品がもらえます。
この記念品がまた良いもので。
最初の2016、2017は燕三条謹製の爪楊枝も拾えるトング。
その後は雨の日の観戦の強い味方、ビニール製のリュックやポンチョ。
去年は保温のステンレスボトル。
コロナ禍で思うようにスタジアムに行けなかったこの2年はアレですが。
その前はゴミ拾いマスター常連でしたのよ、うふふ。
なお、スタンプカードは全チーム共通。
カードデザイン自体は各チームのデザインになっていますが、どこで参加してもスタンプが累積します。
例えば今年はホーム開幕前に沼津さんでスタンプカードをもらいましたが。
福島でLTOに参加した後に沼津さんのスタンプカードにスタンプをもらうこともできますし、福島のスタンプカードにスタンプをまとめてもらうことも可能。
もしスポーツ観戦に出掛けてLTOののぼりを見かけたら、ぜひ参加してみてください。
そして長くなったので次につづくー。