【アウェイ遠征】愛媛FC⑥
さて、昨日の試合の話。
12時少し過ぎると、ピッチ内アップが始まる。
選手6人のコロナ陽性判定を受け、今回はサブにGKが2人入っている異例の事態。
先日2023シーズンの入団が内定し、JFA・Jリーグ特別指定選手として認定された現役大学生の粟野くんもスタメン登録。
まさに総力戦。
選手達はどんな表情で入ってくるのか緊張していると、ついにGKが姿を現す。
…笑ってるよ。
3人で談笑をしながら現れた。
なんだかそれを見たら、いい意味で肩の力が抜けた。
さて、ピッチ内アップが始まるともうひとつの問題が浮き彫りに。
ピッチのコンディションが悪い。
どうも愛媛さんのスタジアム、去年までの我らがホームスタジアム同様水捌けが相当に悪い模様。
ボールを蹴ると水飛沫が上がり、走りだすと足元に水の冠が出来る。
まるで漫画やアニメのエフェクトが如く。
なので本来以上にボールが滑ったり、逆に意図しない所でボールが止まったりするはず。
いつもと同じサッカーはできないということ。
でも、試合が終わってみれば。
むしろソレが我々にとっては幸運だったのかも。
ピッチコンディションが悪く、おそらくいつものサッカーが出来ない愛媛。
しかし福島は、コロナのせいで開幕からずっと出ていた主力を欠き。
人数もギリギリ、ポジションのコンバートもあり。
そもそも「いつものサッカー」なんてものがない状態。
晴れていたら、いつものサッカーができる愛媛さん相手に更に厳しい戦いになっていたかも。
しかし天候に助けられた部分もあったとはいえ。
みんなが一丸となって、よく戦った。
結果は0-0のスコアレスドローではあったけど。
けして、「この状況だから、せめて守り切ってなんとか引き分けで終わらせよう」なんて消極的な試合ではなく。
誰もが文字通り、最後の1秒まで勝つつもりで戦っていた。
それは選手だけでなく、その場にいた全てのサポーターまで。
1人残らず、勝利しか見てなかった。
すごく、いい試合だった。
試合終了後、サポ先の近くでクールダウンをする遊佐選手。
なかなか出場の機会はないものは、選手やサポを鼓舞してくれる熱いベテラン。
背中が頼もしい。
後半交代出場した森晃太選手。
一部サポからは森きゅんと呼ばれている。
怪我で暫く離脱していたのよね。
このタイミングで復活してくれて、本当にありがたい。
試合での興奮を持て余し、夜はてまりさんでしこたま飲んだ。
栄光のにごり酒。
鯖。
他にも色々食べたり飲んだけど、色々酔ってて撮り忘れた。
さぁ、次の試合こそ!
このメンバーで勝つぞ!!